ゲストが結婚式で一番最初に目にするウェルカムボード。
入口でお迎えするという大切な役目を持つアイテムなので、手を抜かずしっかりこだわりたいポイントですよね。
ただ、一口にウェルカムボードといってもデザインや素材などは多種多様で、いざどんなものにしようかと考えようにも迷ってしまいます。
加えて、最近は自分らしさを重視した結婚式がトレンドで、ウェディングスタイルのパターンも増えてきており、そのスタイルに合うウェルカムボードを見つけるのも大変です。
そこで、今回はどんなウェディングスタイルにも合うシンプルでおしゃれなウェルカムボードをご紹介していきます。
おすすめのシンプルでおしゃれなウェルカムボードアイデア
定番のカリグラフィーウェルカムボード
カリグラフィとは、「美しい書き物」という意味のギリシャ語で、アルファベットを独特のタッチで書く技術。その歴史は古く、ヨーロッパではグリーティングカード・名刺・看板・表札など、さまざまなスタイルで日常生活に溶け込んできました。
そんなカリグラフィをボードにデザインとして落とし込んだウェルカムボードは、大人っぽい雰囲気のウェディングスタイルにはより高級感を引き立て、ガーリーな雰囲気のスタイルにはちょっぴり大人っぽさを加えることでいい塩梅のスパイスになります。
また、カリグラフィのデザインは種類が豊富ですし、ボードの素材も木や黒板、ガラスなどたくさんの選択肢があるので、それらの組み合わせによって柔軟に理想のウェディングスタイルに合わせることができます。
ただシンプルなデザインなのでウェルカムスペースにアクセントをつけたいという方は、生花やドライフラワーなどを飾って彩りを加えると良いと思います。
定番の写真をメインにしたボードタイプ
結婚式で定番の写真を使ったウェルカムボード。その特徴はアイデア次第で見せ方のバリエーションを柔軟に変えられるという点です。
例えば、写真自体の構図やロケーションにこだわったり、デザインとしての文字を入れて写真にアレンジを加えたりするといった「写真に工夫を加えるアイデア」。このアイデアは、クリエティブさが際立つ演出で、スタイリッシュなでシンプルな雰囲気のウェディングスタイルにぴったりです。
また、ハートや星の形に写真を飾ったり、結婚するふたりの小さい頃からこれまでの写真をライフステージごとに飾ったりするといった「飾り方を工夫するアイデア」。
これは、写真を撮影する、もしくは加工するといった技術が必要ではないので、自分たちだけできるという手軽さ、写真自体に目を見張るような個性を加えるわけではないので他の演出と合わせやすいということが魅力です。
エスコートカードを使ったウェルカムボード
ゲストの席の案内するためのカードのことを「エスコートカード」といいます。
このカードには、自分の名前とテーブルの番号が書いてあり、そこに書かれている決められたテーブルを見つけたらどの席に座ってもOK、というカジュアルな席の案内方法だそうです。
日本では、決められた席順が書かれている席次表・席札が一般的なので、エスコードカードに席札をプラスするといった工夫を加えると、そのスタイルに慣れていない人にとっては安心して着席していただけると思います。
エスコートカードの見せ方にはたくさんのアイデアがありますが、中でもゲストをお迎えするウェルカムボードとしての役割を兼ね備えた見せ方がおすすめです。
ボードに紐をかけ、そこにカードをひっかけるというシンプルさはどんな結婚式にも合わせやすく、どこにカードがあるのだろうというゲーム性はゲストを楽しませる演出としてもぴったりだからです。
シンプルでおしゃれな人気の似顔絵ウェルカムボード
似顔絵と聞くと、お顔のパーツを誇張したコミカルなタッチをイメージする方も多いと思いますが、どんな場面でも合わせやすいシンプルなタッチやポスターのようにおしゃれな絵柄の似顔絵もあります。
ここからはそんなシンプルでおしゃれな似顔絵を描く作家を紹介します。
真っ白な背景でシンプルに描く「作家るつ」
似顔絵/作家るつ
シンプルながらもその人の「ありのまま」を表現する、作家るつの似顔絵。真っ白な背景に描かれる似顔絵からは、シンプルな中にもやわらかさとあたたかみが感じられます。
カジュアルでも、ナチュラルでも、ガーリーでも、シックでも◎。どんな雰囲気のウェディングスタイルにもぴったりとはまり、自分たちらしいウェルカムスペースの魅力を引き立ててくれます。
ブラウンのフレームに入れることで、より大人っぽく似顔絵の魅力が増すシンプルなウェルカムボードです。
レトロな色調でトーンを揃えた「ancoストーリーボード」
似顔絵/ancoストーリーボード
ポスターアートのようなイラストが特徴的なancoストーリーボード。
出会った場所、初デート、付き合った日、入籍日、、、など、おふたりの馴れ初めや思い出などふたりがこれまで歩んできた軌跡を描き出せることも魅力です。
彩度を抑えたレトロな色合いをオリジナルで調合して作っており、加えて、色数を絞って大人っぽく、また大胆に板に直接ペイントしているため、シンプルさとおしゃれさを兼ね備えた似顔絵になっています。
大きめのLサイズの似顔絵ウェルカムボードだから、シンプルながらインパクトは大。
もっとシンプルなデザインがお好みの方は、ベージュをキーカラーに選ぶのがおすすめです。
また、作家ancoはウェディングツリータイプのウェルカムボードもありますので、アットホームな結婚式をテーマにしたい花嫁様にはこちらもおすすめです。
まとめ
シンプルでおしゃれなウェルカムボードには、どんな場面にも合わせられる柔軟さが求められます。しかし、ただシンプルということだけでなく、そこには「自分らしさ」がしっかり表現できるかということも重要になってきます。一生に一度の晴れ舞台、ゲストの方にも楽しんでもらえる、自分たちも満足できる、そんなウェルカムボードを見つけるためにとことんこだわってみてはいかがでしょうか?