ウェルカムボード

ウェルカムボードは手作りできる? おすすめのデザインや作成までの流れを解説

ウェルカムボードは手作りできる? おすすめのデザインや作成までの流れを解説
↑作家miuのウェルカムボードでゲストをお出迎え♪

結婚式の会場に来てくれたゲストが最初に目にするウェルカムスペース

おしゃれな空間を作って、ゲストをお出迎えしたいですよね? 手作りアイテムを取り入れる新郎さま新婦さまも多く、そのアイデアはさまざま。何を飾ろうかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんなウェルカムスペースに最も多く飾られているものがウェルカムボードです。

ここでは、結婚式の第一印象を左右するウェルカムボードについて、手作りするときのキホンやおすすめのデザインをご紹介していきたいと思います!

ウェルカムボードって何?

そもそもウェルカムボードとは、どのようなものなのでしょうか?

結婚式の会場入口や待合スペースといった、ウェルカムスペース。ここに置かれるウェルカムボード は、結婚するふたりに代わってゲストをお迎えする、とても大事なアイテムです。ウェルカムボードを準備することで、新郎さま新婦さまからゲストへ、歓迎の思いや感謝の気持ちを伝えることができます。

さらに、「結婚式に華を添える」というのも、ウェルカムボードの重要な役割のひとつ。イラストまたは写真を使ったり、お花やリボンで彩りをプラスしたり、さまざまなタイプのウェルカムボードがあり、「こうしなければならない」といった決まりは特にありません。

「おしゃれなものにしたい」「費用を抑えたい」「結婚式の後も飾って楽しみたい」など、ご希望に合わせてデザインを自由に選ぶことができます。

ウェルカムボードは手作り? プロに依頼する?

↑WORLD1 作家nokamiが手掛けるウェディングボード

ウェルカムボードは、結婚式場が提携する業者さんや、自分で見つけた業者さんに依頼して、作ってもらうことができます。デザインを自由にオーダーメイドできるものから、一部をカスタマイズできるもの、名前や日にちのみ変更できるものまで、いろいろなパターンがあります。

ウェルカムボードをプロに依頼するのではなく、自分で手作りすると、コストダウンができます。ただし、手作りする場合、スケジュールに注意! 結婚式の準備は、思っているよりも大変なもの。ウェルカムボードを作るのがギリギリになってしまい、結婚式当日に寝不足になってしまった……。そんな苦い経験をされた先輩花嫁さまも少なくありません。

予算とスケジュールを考慮して、自分たちにぴったりあうウェルカムボードを準備しましょう!

ウェルカムボードを手作りする場合の平均相場は?

自分で手作りする場合、材料費の相場は5000円程度。

ただし、材料やサイズによって費用は変わります。

ウェルカムボード材料費の目安

  • ・コルクボード300円〜
  • ・黒板 1000円〜
  • ・キャンバス 2000円〜
  • ・アクリル版 4000円〜
  • ・鏡 10000円〜

 ※そのほか、装飾用の費用も必要です

プロに依頼する場合、平均相場は1万円〜2万円。

ただし、これはあくまでも目安です。結婚式だけでなく、新居のインテリアとしても活用することを考え、もっとお金をかけるという新郎さま新婦さまもいらっしゃいます。ウェルカムボードにかける費用は、ふたりで相談して決めましょう!

ウェルカムボードを手作りするまでの流れ

ステップ① 好みのデザインを見つける

デザインのイメージがまだ見つかっていないという方は、先輩カップルのウェルカムボードを参考にしましょう!

たとえばInstagramで「#ウェルカムボード」「#ウェルカムボード手作り」「#ウェルカムスペース」「#welcomeboard」と検索すると、さまざまな実例を見つけることができます。

いろいろなウェルカムボードを見ていると、シンプルなもの、可愛い系、アンテーク風など、理想のデザインがだんだんと見えてくるはずです。

ステップ② 制作にかかる費用をチェック

デザインのイメージが固まってきたら、材料や道具にかかる費用を計算してみましょう。

挙式や披露宴、1次会や2次会など、結婚式の準備には何かとお金がかかるもの。そのなかでウェルカムボードにいくらかけるかで、使える材料も変わってきます。

結婚式にかかる費用をしっかりシミュレーションして、予算内で素敵な結婚式を実現させましょう!

ステップ③ 制作スケジュールを立てる

ウェルカムボードの制作に要する期間、いつ制作をするのか、計画を立てましょう!

招待状を準備したり、BGMを用意したり、結婚式の準備はやることがたくさんあります。時間が足りなくて、思っていたようなウェルカムボードを作る時間がない! そんなことにならないように注意が必要です。

手作りした場合、約1週間をかけるという方が多いようですが、デザインによって、もっと時間を要することもあります。ウェディングボードの制作スケジュールは早めに考えておくことをおすすめします!

ステップ④ 飾る場所とサイズを考える

ウェルカムボードのサイズはさまざまですが、最も多いのはA4サイズ〜A2サイズのもの。ウェルカムボードをどこに置くかを決めて、サイズを考えましょう。

会場の入口に置く場合は、ウェルカムボードが看板のような役目を果たすため、A1サイズやB2サイズなど目につきやすい大きなサイズがおすすめです。

受付のテーブルに置く場合は、ゲストが立ち止まってじっくり見られるので、A4サイズやA3サイズといった比較的小さいものが選ばれています。

ウェルカムボードのサイズの目安

  • A1:841mm×594mm
  • B2:515mm×728mm
  • A2:420mm×594mm
  • B3:364mm×515mm
  • A3:297mm×420mm
  • A4:210mm×297mm

ステップ⑤ ウェルカムボードに入れる文字を決める

ウェルカムボードによく入れられるのは、

  • ・新婦さま新郎さまのお名前やイニシャル
  • ・挙式日や入籍日などの記念日
  • ・ゲストへのメッセージ

といった内容です。

ゲストへのメッセージは日本語でも英語でもOK!

英語では以下のようなメッセージがよく使われています。

  • ・Welcome to our wedding reception(私たちの結婚式にようこそ)
  • ・Thank you for coming today!(今日は来てくれてありがとう!)
  • ・Just married(結婚しました)

結婚式のあと新居に飾れるように、あえて「wedding」という単語を入れないという方も多いようです。

ステップ⑥ 材料を準備する

次に、材料を用意しましょう。

ウェルカムボードづくりに必要な材料は、大きく分けて3種類。

  • ・文字を入れるもの(キャンバス、黒板、コルクボードなど)
  • ・土台(額縁など)
  • ・飾り(造花、リボン、シールなど)

文字の入れ方によって、アクリル絵の具や油絵の道具なども必要になります。そのほか、切ったり貼ったりする場合は、はさみやカッター、グルーガンなどの道具があると便利。制作を始める前に、必要なものをひとつひとつチェックしておきましょう。

ステップ⑦ ウェルカムボードを作る

材料と道具が用意できたら、ウェルカムボードを作っていきましょう。

手書きの文字には、書き手の想いや温かさが表れ、とても素敵です。ふたりの好きなものや共通の趣味を盛り込めるのは、手作りならではの醍醐味。大変な作業も、ふたりでやれば、結婚式の良い思い出となるはず。

でも、もしプロが作ったような仕上がりにこだわるなら、テンプレートを印刷して使ってみてはいかがでしょうか? ネット上で提供されている無料のテンプレートを活用すれば、簡単におしゃれなウェルカムボードを作ることができます!

ステップ⑧ ウェルカムボードを飾る

できあがったウェルカムボードを、結婚式本番と同じように飾ってみましょう。

会場の雰囲気に合うか、飾り付けに必要なものはないかなど、最終確認します。

準備が整っても本番を迎えるまで、油断は禁物。うっかり飾りが取れたり、こすれて文字が消えたりなんてことがないように、気をつけて保管するようにしましょう。繊細な飾り付けは、本番直前に仕上げるなど注意が必要です!

ここまでウェルカムボードを手作りする流れを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 続いて、おすすめのウェルカムボードのデザインをご紹介します!

定番1:写真タイプのウェルカムボード

ウェルカムボードとして最も人気なのが「写真タイプ」。前撮りで撮った写真や思い出の写真を並べて、ゲストをお出迎えします。

たとえば、結婚式当日は洋装の衣装を予定している新郎さま新婦さまも、前撮りした和装の写真を飾ることで、また違った姿を見せることができます。

映画のポスターのようなデザインにしてみたり、お気に入りの写真を何枚か組み合わせてみたり、色々な表情の新郎さま新婦さまを、ゲストに見てもらうことができます。

定番2:お花と一緒に

結婚式の季節に合わせたお花や、お好みのお花でウェルカムボードを彩ると、とってもおしゃれになります。華やかなウェルカムボードは、ウェルカムスペースを明るくしてくれ、歓迎モード抜群です。

定番3:ラブストーリーボード

新郎さま新婦さまおふたりの名前・イニシャルや記念日が書かれた「ラブストーリーボード」をご存知でしょうか。

出会った日から入籍をした日まで記されたこのラブストーリーボードは、簡単に作成できるのも魅力の一つ。パソコンで印刷し、おしゃれなフォトフレームに入れるも良し、ウッドボードに書いてナチュラルな空間を演出してみてもおしゃれですね。

字体やデザインをお好みに合わせてアレンジすることで、新郎さま新婦さまらしい一枚になります。

定番4:似顔絵

↑WORLD1 作家フジエシュンスケの似顔絵

「似顔絵」のウェルカムボードを飾る新郎さま新婦さまも多いようです。

従来、顔がメインに描かれることが多かった似顔絵ですが、今では好きなアイテムを入れたり背景を加えたりオリジナリティあふれる似顔絵が沢山あります。

作家の独自の作風を生かして描かれた似顔絵は、おしゃれなアート作品のようでもあり、懐かしさも感じるアイテムです。笑顔の似顔絵を見ていると、新郎さま新婦さまはもちろん、ゲストもなんだか自然と笑顔になりますね!

特別感のあるウェルカムボードに「似顔絵」を

ウェルカムボードの定番アイテムの中でも、似顔絵は特に人気です。

WORLD1(ワールドワン)の作家が手掛ける似顔絵には、先ほどご紹介した「ストーリーボード」と組み合わせたものなど、おしゃれなデザインが沢山あります。

おふたりのお顔をメインとした似顔絵ももちろん魅力的ですが、ここからはさらにオリジナリティあふれる似顔絵をご紹介します。特別感のあるウェルカムボードをお探しの新郎さま新婦さまにおすすめです!

【似顔絵×ストーリーボード】

作家ancoが手掛けるストーリーボード。出会ってから入籍までのおふたりのストーリーをイラストにして表現しています。

レトロな色合いもとってもおしゃれで、おふたりの写真と並べて可愛く飾っても素敵ですね。

ストーリーボード
↑ストーリー部分のイラスト

【似顔絵×絵本の表紙】

作家彩haconiwa ウェルカムボード

作家彩が手掛けるhaconiwa。「絵本の表紙」をテーマとした似顔絵で、おとぎ話に出てきそうな人物のタッチがとっても可愛い似顔絵です。

新郎さま新婦さまの周りは、お好きなお花や季節に合わせたお花で華やかに……。希望のお花と一緒に描けるのも魅力のひとつです。

夏はひまわり、秋は紅葉、春は桜など、季節のお花と一緒に!

【似顔絵×ゲスト参加型のウェディングツリー】

もともとは海外で広まったという「ウェディングツリー」。ゲストに指紋スタンプを押してもらったり、シールを貼ったりすることで、一枚の絵となるゲスト参加型の似顔絵です。

ご希望があれば、新郎さま新婦さまが指紋を押す場所を選ぶこともできます。可愛い結婚証明書にもなり、おすすめです。

↑作家まあこが手掛けるウェディングツリー
↑作家ancoが手掛けるウェディングツリー

まとめ

ウェディングボードの役割から手作りする流れ、人気のデザイン、似顔絵のおすすめポイントまでを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

おしゃれで特別感のあるウェルカムボードを飾りたいと思っている新郎さま新婦さまがたくさんいらっしゃると思います。そんなおふたりには、似顔絵と組み合わせたオリジナリティあふれるウェルカムボードをおすすめします。

おふたりだけのスペシャルなウェルカムボードをお探しでしたら、WORLD1の似顔絵を是非のぞいてみてくださいね♪