今では、結婚式の演出アイテムの１つとして定番になりつつあるウェルカムボード。みなさんはそれがいつ、どのように生まれたのかご存知ですか？

　ウェルカムボードは、1990年代の後半に広まったと言われています。それまでは、ホテル・式場の入り口や受付に筆字で「○○家△△家受付」と書かれた簡素な案内看板が、ウェルカムボードのような役割を果たしており、それが今のウェルカムボードの起源となったそうです。しかし、当時はおふたりらしさでゲストを歓迎するというよりは、会場の場所の目印という意味合いが強かったようです。

　意外にも、つい最近生まれたウェルカムボード。今、WORLD1で働いている誰よりも年下だったとは驚きです。では、会場の目印としての簡素な案内看板から、おふたりらしさでゲストを歓迎する今のウェルカムボードの形に、どのように変化していったのでしょうか。「ウェルカムボードのはじまり　その２」にて、その変化の過程を探っていきたいと思います。