写真にはない「温もり」があります。
箱を開けて絵を見た瞬間に、思わず「れいちゃんだ…」と声が出ました。
そして、綺麗な眼の色と、微笑んでいるような表情の温もりに涙がこぼれました。haruさんが、れいに心を寄せて、大切に描いてくださったことが伝わります。
主人も「イケメンに描いてもらったねぇ…」と話しかけていました。
実は、四十九日が近づき、いよいよ遠くへ行ってしまうのだと、辛く感じていたところでした。
でも、直前に届いた絵の、れいの表情に救われました。
れいには、私の笑顔を覚えておいてほしくて、病気がわかった時から最期の瞬間まで、ずっと笑顔で接しました。(最期は涙と鼻水でグチャグチャの笑顔でしたが)
それを思い出し、一昨日、四十九日の法要をすっきりとした気持ちで、ありがたく終えることができました。
haruさんからのお手紙に「似顔絵は、れいさんの代わりには決してなれませんが…」とありますが、haruさんの絵の力は大きいですよ。
写真にはない「温もり」があります。
心に開いた穴は、久しぶりの外食、新しい春物の服、話題のスイーツ…、何をしても埋まらないのに、この絵で小さくなりそうです。
素敵な宝物ができました。
ありがとうございました。