World1様・なぎさ先生へ
病床の父の傘寿のお祝いとして、両親と息子たちの似顔絵を依頼しました中込です。
昨夜なぎさ先生の作品が届きました。開封した瞬間、息子たちは「すげ〜! 似てる〜!」と大喜びでした!
愛犬のポンも駆け寄ってきたほどです(笑)
元気だった頃の父の笑顔、少し美人すぎる母、
笑った時の口の開き方がそっくりな長男、目元と鼻が実は母とそっくりな次男、
全員それぞれの特徴がとてもよく表現されていて、さすがプロの作家さんだねと妻も喜んでいました。
父は昨年の8月に突然の病に倒れ、余命一ケ月と宣告されたときは、家族全員がどん底まで落ち込みました。
あまりにも突然なことで、受け入れられませんでした。
でも、何度かの手術を乗り越え、あれから一年以上経った今、父は現在自宅療養ができるまでに快復しました。
9月24日の父の傘寿の誕生日が、もしかしたら僕が父にできる最後の親孝行になるかもしれないと思い、
いろいろと検討した結果たどりついたのが、なぎさ先生の似顔絵でした。
来週の誕生日パーティーで渡すのが、今から楽しみでなりません。
初めての依頼だったのでわからないことだらけでしたが、
担当者の方が電話でもメールでもとても親身になってくださり、
父の大好きな武田信玄の風林火山の軍配を、モチーフとして描き加えていただくこともご提案していただきました。
なぎさ先生のほっこりとした温かくてやわらかなタッチの作品と、素敵な白いフレームにイーゼル、
きっと父はベッドサイドに飾り、これからの闘病生活への大きなモチベーションになることかと思います。
一時期は動かなくなっていく体に心を痛めていた父ですが、
今では(気持ちだけは)すっかり元気になり、
「長男の中学校の制服姿を見たいな!」や、
「2020年のお母さんとの金婚式を迎えるまではがんばるぞ!」と、
生きることにとても強いエネルギーをもつ発言が増えてきています。
毎日介護で大変な母も、なぎさ先生に実物より美人に描いていただいたことで、きっと喜ぶでしょうね(笑)
次回は両親の金婚式?それとも今度は愛犬も含めて家族のポートレート?
どの機会になるかはわかりませんが、次回も必ずなぎさ先生に依頼させていただきたいと思います!
父の笑顔を取り戻してくださって、本当にありがとうございました!